
ニジュウヤホシテントウの対策に苦慮されている生産者も数多くおられますので、今回はニジュウヤホシテントウ対策について紹介していきます。
葉が葉脈を残して網の目状になるのが特徴です。
年に2~3回位発生するナス科野菜の主要な害虫で、成虫は赤褐色の体に黒色の斑点があります。
幼虫や成虫が葉の裏から食害して、被害が進むと果実も食害を受けて、株の生育が遅れて収量にも影響が出て来ます。
ニジュウヤホシテントウによる食害の主な症状

このニジュウヤホシテントウは、年間の平均気温が14℃の等温線を境界として南側に生息しています。
なお、ニジュウヤホシテントウとは28個の黒点が翅にある事を指しています。
テントウムシダマシとも言われています。
成虫の大きさは約6mm程で、幼虫は約7~8mmで全体的に白っぽくて、オオニジュウヤホシテントウの成虫の大きさは約7mm程で、幼虫は約8~9mmで黄色をしています。
葉が葉脈を残して網の目状になるのが特徴です。
年に2~3回位発生するナス科野菜の主要な害虫で、成虫は赤褐色の体に黒色の斑点があります。
幼虫や成虫が葉の裏から食害して、被害が進むと果実も食害を受けて、株の生育が遅れて収量にも影響が出て来ます。
成虫は葉の裏に産卵して、孵化(ふか)した幼虫は初めは群生して食害をするが、その後分散して、サナギを経て再び成虫が現れます。
樹皮の割れ目や落葉の下で成虫で越冬をします。
ニジュウヤホシテントウが発生しやすい植物
トマト、ピーマン、トウガラシ、ホオズキ、キュウリ、サヤインゲン、ジャガイモなど
ニジュウヤホシテントウが発生しやすい時期
5~10月
ニジュウヤホシテントウが発生する条件

成虫は葉の裏に卵を産み付けます。
1つの卵の塊に約20~25程度の卵があって、1匹の成虫が約40~50日間に合計500粒ほど産卵すると言われています。
産卵後、約7日経つと孵化して、幼虫が誕生して、約30日間の幼虫期間が過ぎると蛹になって、約7日後には成虫になります。
ニジュウヤホシテントウによる食害の対処・予防方法
●薬剤を使用する前の防除
日々よく観察をして、卵や幼虫、成虫を見つけたら捕殺する事。


コメント